結婚の先輩に、結婚当時を振り返ってもらうこのコーナー。今回は結婚29年目、みずほさん(仮名・55歳女性)の結婚体験談です。
結婚をイメージできる相手との恋愛
職場での出会いが無く、年齢も20代後半になったころ、今の旦那と出会いました。お互いに結婚を前提に付き合いたいこと、付き合ってからの趣味やデートであちこち連れて行ってくれエスコートしてくれる姿をみてこの人なら、と思いました。
結婚してからもリードしてくれそう、頼りになりそうだと思ったことが1番の決め手でした。付き合って1年ちょっとで同棲し、更に半年掛けて結婚を決めました。
いざ同棲すると、相手の本性が見えてくる
結婚前の同棲は、必ずすべきだと思います。付き合っている頃はあれもこれも、俺に任せろと言わんばかりの素敵な男性でも、いざ同棲すると、相手の本性が見えてくる、と母からずっと言われ続けており、私もそれに従いました。
人間ですから仕事でイライラする事もありますし、嫌な癖や行動も次第に出てきます。友人からは同棲せずに結婚し、旦那がこんなにいちいち煩いと思わなかった!とかこんなに何も手伝ってくれない人だと思わなかった!など苦情を聞きました。受け入れられるかの判断は必要と思います。
子供を産み、育てていく過程で不満が。
結婚後は特に問題なく過ごせていたと思います。その後子供を産み、育てていく過程で不満は沢山出てきました。しつけの方法など、旦那は勝手な人だと思うことが多々ありました。
ただ結婚前と変わらず比較的穏やかでいてくれる事はよかった点です。本人なりに不器用ながら色々子供の心配や応援をしているみたいです。
結婚は我慢。でも帰る場所があることは幸せ。
結婚は我慢、と言いますが本当にその通りと思いました。何を大事にしたいか、その価値観が同じ人なら幸せになれるのかと思います。今は共働きの家庭も多いので、家族との時間を大事にできる旦那さんと結婚すると、奥さんに負担がかかり過ぎず長続きするかと思いました。
とはいえ、結婚して帰る場所があること、子供がいる事がわたしの幸せです。
結婚までに、どれだけ相手のことを理解したと思っても、やはり限界があるもの。特に子育てなどは、二人にとって初めての出来事ですから、パートナーと一緒に息を合わせて乗り越えていくことが大切ですね。