結婚の先輩に、結婚当時を振り返ってもらうこのコーナー。今回は結婚21年目、はるかさん(仮名・48歳女性)の結婚体験談です。
多趣味な2人の結婚
友人の友人ということで紹介されたのが現在の主人です。友人も含めてバイク以外にもグループで遊びに行くうちに、主人と私だけが2人で遊びに行くようになり、自然と付き合うようになりました。その後、付き合ってから、ほぼ1年でゴールイン。結婚はもっと前に決めていたのですが、やはりいろいろ周囲の環境を整えたりするのにそれくらいかかりました。
結婚の決め手は彼も多趣味だったこと。私もいろいろ趣味があり、そういったことを規制しないところです。それからもう1つ。あんまり掃除が行き届いてなくても、文句を言わないところです。主人自身が掃除が苦手なようで、自分にできないことは相手には求めない、そういうところが決め手です。
もっと自由に同棲してもいいのでは?
同棲はしていませんが、半同棲に近い状態でした。しかしながら、いま思えば、同棲もありだったかと思います。
結婚してから、こんなところがあるのかとか、こんなことで機嫌が悪くなったりするのかとか、いろいろわかったりしますが、やはり籍を入れてしまうと、相手に合わないところが出てきてもなかなか離婚までは踏み出せないと思います。今の時代ではもっと自由に同棲してもいいのではないかと考えます。
思っていた以上に器の広い相手だった
結婚後に気づいたのは、思っていた以上に妻の自由を受け入れてくれている人だったということです。私の友達のご主人の話などを聞くと、やはり主婦だからという理由だけで、外出を規制されているらしいのですが、主人はそういうところはきちんと認めてくれています。
短所は以外と我儘なところがあって、とにかく何事にも子どもっぽいところがあります。子どもにも対抗意識があって、自分と子どもと同じように接してくれていないと不機嫌になるところです。ただ結婚前に戻るとしても、結婚するならやはり今の主人がいいかなと思います。
小さくてもいいので相手のいいところを再確認
長い人生を共に歩んでいく中で、いい時もあるし、相手が本当に嫌になってしまうこともあります。でも、とりあえず、ケンカしたり嫌になった時は小さくてもいいので相手のいいところを再確認してみましょう。そして、自分のことも振り返ってみましょう。きっと相手も我慢していることもあります。
そもそも他人だった2人が一緒にいるのです。そんなぴったり理想には当てはまりませんよ。だから、結婚とは、ここだけは、こんなところもいいという再確認の繰り返しが大切だと思います。