人生における大きな買い物の一つである、マイカー。若者の車離れが叫ばれて久しいですが、子育て世代にとっても車は必需品なのか、はたまた不要なものなのでしょうか。
この記事では、 息子9歳・娘7歳・息子4歳と暮らすT.Yさん(東京都 40代 女性)の体験談をご紹介します。
車があれば、子どもの通院もストレスフリー
地方出身で結婚後、夫の転勤で東京に住むようになりました。車がないと不便な場所でしたので、もとから車は所有していました。東京に引っ越ししてくる際、車を手放すことも考えましたが、一人目の子供を妊娠していたため、便利になるかもしれないという思いから、そのままにしました。
子供が一人の時はセダンでしたが、二人目が生まれた時に、チャイルドシートが二台になれば場所を取るし、授乳やオムツ替えなどを考えてワンボックスカーに買い替えました。
都内は交通の便もよく、子供が小さいときには、車は週末のお出かけや子供の病院の時のみ使用しておりました。お出かけの際には予想通り、オムツ替えや授乳、お昼寝などで大活躍しました。
少し子供が大きくなった今は、夜の習い事のお迎えや、日用品・食料品も多量に必要になりましたので、コストコなどの大型スーパーへの買い出し、病気のときの通院、レジャーで伊豆や木更津方面にお出かけするときなどに使います。
毎月の車にかかる維持費は2万円ほどかと思われます。保険料は見直して料金を抑えることもできますが、税金やガソリン代および駐車場の支払いが辛いです。都内はコインパーキングの料金も高いので、駐車場は、出かける先の優待や料金を事前に考えながら利用しています。
子供の数が多いならば、車は便利だとおもいます。感染症の流行る時期、病院の通院時には、待合室がわりにできます。習い事の送迎時にも、時間帯や天候に左右されず、弟や妹を楽に連れていくことができます。
法律上、電動自転車も三人乗りですし、徒歩や電車やバスでの移動となると、一人は抱っこで一人はベビーカー、残る一人は手を繋いでという状態になるため、そういう時期はものすごく苦労しました。バスや電車内では、ベビーカーの場所も取りますし、抱っこはグズり、手を繋いでいる子も床に座ってしまったりして大変で、嫌な思いをしたこともあります。
都内で車を所有すると維持費もかかりますが、子育ての苦労は軽減されると思います。