生後 1歳 を過ぎると、赤ちゃんにも自我が芽生え始めます。親としても、”しつけ””教育”といったキーワードが気になってくる時期。そんな時期、先輩パパママは何をしてきて、何をすればよかったと思っているのでしょうか。
今回は、 m.tさん(30代女性)の寄稿です。
育児経験をふまえ、やってよかったと思うことは何ですか?
ママ友からの誘いもあり、ベビーマッサージ・幼児英会話・体操・ピアノを習っていました。結論から言うとやはりピアノは習わせておいて良かったし、子供自身も中学生ぐらいまで続けていました。ある程度までの実力もつき本人も楽しんで通っていました。
ピアノは初めは安い物を購入し、小学3年生ぐらいのときにおじいちゃんにプレゼントしてもらい、本格的なものに買い替えました。幼稚園、小学校と発表会がありましたがそのときでもピアノの伴奏も任され、とても楽しそうでしたので習わせておいて良かったとその時思いました。
育児経験をふまえ、やらなければよかったと思うことは何ですか?
自分がスポーツをやっていたということもあり、運動をしてほしいという思いから、体操教室に通わせたことは少し後悔しています。そこで使うちょっとした器具や物を当時購入しましたが、結局子供は見向きもせず、私が使用していたことを今でも覚えています。
知り合いの子が通っているから一緒にという理由もありましたが、今でも自分のエゴだったかと思うこともあります。本人の希望は当時よくわからなかったですが、今思えばあまり興味をしめさなかったことに気づいていればよかったのかもしれません。
やはり知り合いが通っているからといって自分の子に向いているかどうかはしっかりと見極めてあげないとだめでした。
育児経験をふまえ、やっておけばよかったと思うことは何ですか?
やってあげればよかったことは正直いっぱいあります。いろんなところにもっと連れて行ってあげっればよかったとか、もっと仕事を早く切り上げ食事を一緒にとって会話すればよかったとか。
物にしても、自分の意思を少し押し付けていたこともあったかもしれないが、おねだりはもう少し聞いてあげてもよかったのかと思うところもあります。現在、運動系というより勉学の方が伸びしろがあるようなので、そのような教育方向にもう少し力を入れておけばよかったと思います。
後輩パパ・ママに一言お願いします!
子供の成長は凄い嬉しいと同時に難しいこともたくさんあります。1日1日がとても大事で、その時間はその時だけです。子供の成長は今しかない中で、親はできる限り子供と一緒に過ごす時間が大事だと思います。
仕事、家事に追われ子供のことを見ているようで見過ごしていることに気づかない時もあるかもしれません。ただ親は一生懸命働く、家事に追われ忙し中でも常に子供のことはフォローできるように考えてあげてください。
子供は親のことをいつも見ています。笑っている顔、怒っている顔、晴れ晴れとした顔、疲れた顔。親の姿を見て成長します。だからその場その場で無理をする必要はないですが、常にお子さんのことを思いながら一緒の時を過ごしてあげれば、きっと良いお子さんに成長されるかと思います。