人生における大きな買い物の一つである、マイカー。若者の車離れが叫ばれて久しいですが、子育て世代にとっても車は必需品なのか、はたまた不要なものなのでしょうか。
この記事では、 娘8歳・息子5歳と暮らすA.Kさん(東京都 30代女性)の体験談をご紹介します。
車があれば土日の遊び場所に困らない
車は結婚前から夫が持っていたもので、デートをする時にも使っていました。長女の出産の際にも大活躍してくれたので、私にとっても当たり前の存在になっており、長女が1歳の時に買い替える時も積極的に自分の意見を言ったくらいです。夫は平日は電車で通勤するので車に乗ることはありませんし、私はペーパードライバーで運転しませんでしたが、土日の移動はほぼ車を使っていたので週に1~2回は確実に乗っていました。
車があれば、区外の公園にも行ける
当時は東京都の江戸川区に住んでいまして、広い公園が多いのも特徴でした。しかし駅から遠いところが多かったので小さい子供を連れてと考えると車は必須です。特に葛西臨海公園やなぎさポニーランドは子供もお気に入りの場所でよく出掛けました。また夫婦でサッカー観戦を趣味にしていて茨城県の鹿島によく行くのですが、子供が生まれる前はバスで行っていたものが、生まれてからは必ず車で行くようになりました。
ただ、段々と問題になってきたのが車の維持費でした。大体平均すると車関連だけで月に3万円から多いと4万円までいきますので負担は小さくありませんでした。しかし2人目が生まれてからはさらに車を使う頻度は増えていたので多少高いお金を払ってでも車はあった方が良いというのが我が家の結論でした。
子供は出掛けるとすぐに疲れてしまうので移動手段は車なしでは考えられません。それに車があれば区内以外にも気になる公園があればどこへでも行けますので遊び場所に困ることもありません。コスパが良いと言うものではないですが、車を持たないことのデメリットの方が大きかったです。
車有無両方を経験して、所有をおすすめ
最終的に子供も少し大きくなって移動の負担も減り、電車の多い都心寄りに引っ越したこともあって車は手放すことになりました。家計的にも仕方がないので贅沢は言えませんが、やはり車はあった方が便利だとは断言できます。週末に子供と遊べる場所は近所では限られますし、買い物も子供を連れての電車移動ではあまり多くは買うことができません。車があれば遊びも買い物も選択肢は広がりますので、子育て世代にとって車はあった方が断然良いです。深夜や休日に熱を出した時にも重宝しましたし、ちょっとした家族旅行もしやすくなります。車のある、ないの両方を経験している私としては、子育て世代には車の所有をおすすめします。