人生における大きな買い物の一つである、マイカー。若者の車離れが叫ばれて久しいですが、子育て世代にとっても車は必需品なのか、はたまた不要なものなのでしょうか。
この記事では、 息子15歳、12歳と暮らすM.Mさん(埼玉県 50代男性)の体験談をご紹介します。
家族で車でスキー旅行
結婚した時から子供が幼稚園に入る前は長野県におり、車がないととても生活ができなかったので、子供が生まれたときはすでに車は所有していました。長野県から現在住んでいる埼玉県に引っ越してからも、まだ使える車を売るはもったいないと思ったし、車がある生活が当たり前になってしまったので、車は所有し続けました。
埼玉県に移ってからも、買い物には車を使っているので車の使用はほぼ毎日です。妻としては、子供を一緒に買い物に連れていけるので、すごく助かっているようです。車の使用は買い物だけでなく、旅行や帰省などの時にもほとんどのケースで使っています。
旅行では、長野県の白馬・菅平などへのスキーの時には車でほぼ毎年行っており、一番遠いところでは京都まで行きました。その他、埼玉県、群馬県、東京都などの近場の観光などにも使っていますし、海外旅行に行くにも空港まで車で行きます。
車で観光に行くメリットは、
・子供の偶発的なハプニングが起きても安心
・電車代4人分よりも交通費が安くなることが多い
・電車やバスの中で子供がグズって周りに気を使うことがない
・ほぼ毎年キャンプで訪れる群馬県の上野村には、公共交通では行けない
ことなどが挙げられます。
車は便利だが、生活の余裕が最優先
このように子供がいるところで車は大きく貢献してくれますが、維持費はそれなりにかかります。一軒家なので駐車代はかかりませんが、ガソリン代・保険料・車検代・税金などを合わせると、月に2万円以上かかっています。さらに事故を起こしたりすると、保険料や修理代がかかるのでさらに費用はかさみます。それなので、費用対効果を考えてしまうと、考えようによっては元を取っているようにも感じるし、高くついているとも感じており、微妙な感じです。
でも、間違いなく言えることは、埼玉県では車がなくても生活できるので、ローンを組んだり、生活が苦しくなるようなら、子供が小さくても車を持つべきではないと思っています。