同棲を決めた時、目を背けたいけど向き合わないといけないのがオカネの問題。家賃をいくらにするか?どうやって払うか?は、同棲における最初の壁といっても過言ではありません。そんなオカネの問題を解決するうえで、絶対に忘れてはいけないポイントをご紹介します。
背伸びせず、払える範囲の家賃を
「2人で出し合う」ことに期待しない
今まで一人暮らしをしていた人の場合、「2人でお金を出し合うなら、かなり余裕がでるはず!」と期待してしまうもの。しかしそこで見栄を張って、二人でギリギリ払えるような家賃で家を借りてしまうのは考え物。お互いの生活に無理が出てくると、なんとなくイライラして、やがては別れ話につながってしまうことも…。無理せず、余裕を持って払える家賃の家を選ぶことが大切です。
予算を事前に立てておこう
払える家賃の水準を見極めるためには、生活にかかる予算をざっくり立ててみるのがおすすめ。自分が毎月どれくらい消費しているか?を見たうえで、毎月いくらまでなら家賃に回せるかをシミュレーションしてみましょう。とくに最近はスマホやPCで家計簿がつけられるアプリも増えてきているので、そうしたツールを使用するのもよいでしょう。
家計簿アプリは数多く提供されていますが、家計簿アプリのサービス比較はこちらの記事が参考になります。
意外と重要な「契約者」問題
家賃・水道光熱費…契約者はどっち?
また、オカネの配分と同じぐらい大切なのが「契約者はだれか?」という問題。
家賃だけでなく、電気代・ガス代・水道代・インターネット代・・・2人で住むとしても、原則契約者は1人です。ここをあいまいに決めてしまうと、いざというときに困ります。
契約者問題は、別れるときに悩みの種に
残念ながら同棲後に別れ話を切り出すことになってしまった場合。2人のうちどちらかが、家を出ていくことになります。そのときでも、家賃を払い続ける義務があるのは「家の契約者」。
仮にあなたが家を出ていくことになったとしても、あなたが契約者の場合は、家賃を支払い続けなければならないのです。
ネガティブな内容なのであまり考えたくないとは思いますが、あいまいなままにしておくのは危険。同棲開始時に、万一の事態も想定して契約者を決めましょう。
1人になっても支払っていける物件か
あなたが契約者となる場合、同棲解消後は1人で家賃を払わなければならない可能性があります。それを考えると、最悪1人になっても支払っていける物件なのか、をある程度考えておいたほうがよいでしょう。
なんだかネガティブな内容になってしまいましたが…。ナイーブな話題であるオカネの話、同棲開始前にしっかり考え・相談しておきたいですね。