海外の年賀状事情

日本では年始の挨拶に年賀状を送るのが慣習ですが、これは日本独自の文化。海外は事情が異なります。海外にも年賀状を出す事は可能ですが、失礼にならないよう、その国の文化や宗教の違いを理解しておきましょう。

欧米の場合

特に欧米はキリスト教圏が多く、新年よりクリスマスのお祝いの方が圧倒的に盛大です。クリスマス前にクリスマスカードを送り、新年の挨拶も兼ねてクリスマスを祝います。時期になると、色とりどりのクリスマスカードが出回ります。日本でもクリスマスカードがたくさん発売されますが、3Dや立体のカード、和風デザインなどが外国人観光客に人気があります。

なお、キリスト教でない方や相手の宗教が分からない場合は「Merry Christmas!」という表記を避け、「Happy Holidays!」「Season’s Greetings」といった文面のグリーティングカードを送る方が無難です。

 

中国・韓国の場合

一方、中国では旧正月を「春節」として盛大に祝います。新年のあいさつをカードで送る習慣があり、台湾にはくじ付きのカードもあります。デザインは、縁起がいいとされる赤や金が定番です。韓国では新正月と旧正月を2回お祝いします。その間にカードを送って新年をお祝いします。

 

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